禅の視点 - life -

禅語の意味、経典の現代語訳、仏教や曹洞宗、葬儀や坐禅などの解説

坐禅

坐禅の時間「1炷」の不思議と、坐禅に最適な線香

坐禅の単位は「炷(ちゅう)」という。 1炷とは、線香1本が燃え尽きる時間のこと。 1回の坐禅では1炷坐ることになっており、線香が1本燃え尽きるまでが坐禅1回の時間ということになっている。 だから坐禅の単位は「炷」。 一定の速度で燃焼していく線香は、…

坐禅の仕方 ~初心者でも自宅で簡単に始める方法~

興味はあるけど、実際に坐禅をしたことは、ない。 でも機会があればやってみたい。 坐禅についてそのような思いを持っている方、いらっしゃいませんか? そんな方のために、初心者でも自宅で一人で坐禅を始めることができるよう、坐禅の仕方をご紹介したいと…

坐禅(座禅)で使う坐蒲(座蒲)の豆知識 ~選ぶポイントや手入れの仕方など~

坐禅をする際には、尻の下に丸形のクッションのようなものを置く。 これを坐蒲(ざふ)という。 クッションと言ってしまうとじつは怒られたりするものだから、坊さんの世界では「丸形の蒲団」と言う慣わしになっていたりもするが、蒲団じゃあ、ちょっとねぇ……

坐禅と座禅の違い - なぜ正しいのは「坐禅」のほうなのか? -

……どっちでもいいよ、そんなこと。 と、呆れる方もいるかもしれないが、たぶん世の中の禅宗僧侶の大半は相当に違和感を覚えているものと察するので、やはり一度はっきりとお伝えしておきたい。 「ざぜん」は、「坐禅」と書くのが正式であり、「座禅」ではな…

【南岳懐譲】瓦を磨いて鏡となす(南岳磨甎)- 禅僧の逸話 -

「南岳磨甎(なんがくません)」という有名な禅の逸話がある。 8世紀前半の中国での話。 南岳懐譲(なんがく・えじょう)という禅僧のもとに、馬祖道一(ばそ・どういつ)という弟子がいた。 ある日、馬祖が坐禅をしていると、そこに師である懐譲がやってき…

坐禅の奥義書『普勧坐禅儀』を現代語訳するとこうなる 

禅宗とは、坐禅宗の意であるといっても過言ではないほど、その中心には坐禅が据えられている。 なぜ坐禅を重んじるのかといえば、坐禅こそがブッダから伝わる正しい仏法であると考えているからだ。 しかも禅門において行われる坐禅には、目的がない。 坐禅を…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点 【まとめ】

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスについて、それぞれの特徴などを考察してきたが、そもそもの目的はそれらを単体で捉えることではなく、差異と共通点を探ることであった。 そこで今回はまとめとして、再度それらを比較してみたい。 ** 行為か状態か ヨ…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点 【マインドフルネス篇】

最後に、マインドフルネスについて。 ** マインドフルネスの現状 近年、マインドフルネスという文字をよく目にするようになった。 本屋でも関連の本をいくつも見かける。 雑誌などのメディアに取り上げられることも多い。 心が豊かになる、仕事がはかどる、…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点 【坐禅篇】

続いて、坐禅について。 今回は少し内容がディープなものになりそうである。 坐禅が自分の専門分野であることも理由の一つだが、それ以上に、ヨーガと坐禅の違いが僅かしか存在しないからだ。 ただ、その「僅か」が今回の記事のすべてであり重要であるので、…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点【瞑想篇】

次に、瞑想について ** 日常生活における瞑想 瞑想は何も特別な行為ではない。 スポーツをしていて、ミスが続いてしまった。あるいは重要な局面を迎えた。 そんな時に、心を落ち着けようと立ち止まって眼を閉じて深呼吸をする姿を目にすることがある。 あれ…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点 【ヨーガ篇】

まず最初に、ヨーガについて。 ** ヨーガの起源 ヨーガの起源は古い。どれくらい古いか言えば、インダス文明の頃には存在していたとする説があるほど古い。 およそ紀元前2500年~紀元前1800年頃の話である。 なぜそれほどまでに古い時代にヨーガが存在してい…

ヨーガ、瞑想、坐禅、マインドフルネスの違いと共通点【はじめに】

最近、マインドフルネスという言葉を耳にすることが多くなった。 なんとなく瞑想のようなものだと思っているが、瞑想とは何が違うのだろうか。 いや、それを言うなら、そもそも瞑想って何なのか。 目をつむってじっと座っていることが瞑想なんだろうか。 そ…