赤々と燃えるストーブの上に、ふわりと雪が舞い落ちてきた。 けれどもストーブに触れた瞬間、雪は溶けて水になり、瞬く間に蒸発して消えてしまう。 炎を前にして、雪は為す術もなく消えさっていく。 炎は雪の存在に気付くことすらなく、自分が燃えることだけ…
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